手話による教育、聴覚障害者と聴者の共存をめざす

            第25回記念

トータルコミュニケーション研究大会

               ご案内 

     2002年7月27日(土)〜28日(日)

 

 大会テーマ:手話がベースのろう教育の展望

 
手話は福祉の世界で市民権を確立したのに続き、ろう教育の世界でも広く受け
入れられつつあります。ろう教育の世界においても、いまや、手話がろう者の
言語・コミュニケーション手段であることは、広く認められています。また、
「ろう者は手話を使う」ことを認めることが、ろう者の障害認識・自己形成の
核心にあることも、ろう教育関係者の広く認めるところとなっています。
 
しかし、手話使用の実態を見ると、「本当は口話法がよいのだが、口話法だけ
では通じないから手話を使う」という、やむを得ず「手話のあるろう学校」が
むしろ多いのではないかと思われます。聴覚障害者集団の共通のコミュニケー
ション・言語手段として手話を使うというのは、まだまだこれからの課題です。
教科学習についても「日本語の習得が教科指導の前提」という信仰はまだまだ
ろう学校に根強く残っています。最早期からの手話使用による全人的な発達や
手話を使った日本語の習得にいたっては、その可能性すらほとんど認識されて
おらず、こうした「手話を基盤とするろう教育」は、ほんの一部の家庭・教育
機関・ろう学校で、取り組みが始まったばかりです。
 
26年前のTC研発足以降、日本のろう教育を振り返ると、「口話法一辺倒の
ろう教育」から「手話のあるろう教育」を経て、現在は、さらに「手話を基盤
とするろう教育」への大きな転換点に立っているといえましょう。この「手話
を基盤とするろう教育」への転換を推し進めるために、「手話」「ろう者のコ
ミュニケーションと手話」「ろう者の生活と手話」「ろう者の自己形成と手話」
など、ろう教育の基盤となるろう者自身の生活・文化に改めて目を向けること
が問われているのではないでしょうか。
 
こうした認識に立って、第25回記念大会を、TC研発足時のように当事者で
あるろう者の訴えにふれる大会にすると同時に、今後広く展開されることにな
る「手話がベースのろう教育」を展望し、TC研の役割を探る大会にもしたい
と考えています
  
さまざまな立場のみなさんの参加をお待ちしています。

                        トータルコミュニケーション研究会会長 伊藤政雄

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  第 2 5 回 記 念 T C 研 大 会 実 施 要 項 

1 名称 第25回記念トータルコミュニケーション研究大会

2 主催 トータルコミュニケーション研究会

3 期日 2002年7月27日(土) 9時30分〜17時00分

                  17時30分〜20時OO分(交流会)

          7月28日(日) 9時00分〜16時45分

4 会場 昭和大学 東京都品川区旗の台1−5−8  電話03-3784-8268

   7月27日(土) 全体会 昭和大学 臨床講堂

   7月28日(日) 全体会 昭和大学 上條講堂

   7月27日(土) 交流会 昭和大学入院諌17階「レストラン昭和」

5 交通     

   山手線五反田駅乗り換え、東急池上線「旗の台」駅東ロ下車、徒歩5分

   JR京浜東北線「大井町」駅乗り換え、東急大井町線「旗の台」駅東ロ下車、徒歩5分   

  (「旗の台」駅は大井町線と池上線が交叉しています。

    大井町線で下車した場合も、池上線の東ロから出て下さい。)

6 参加費

 

 

2日間参加

1日のみ参加

交流会参加

お弁当代

保育料

会員

一般

2000円

1500円

4000円

 800円

 1000円

学生

1500円

1000円

4000円

 800円

 1000円

非会員

一般

4000円

3000円

4000円

 800円

 1000円

学生

3000円

2000円

4000円

 800円

 1000円

 注)お弁当代、保育料は1日分です。

   2日分を申し込む場合は、お弁当代1600円、保育料2000円になります。

   保育を希望される方は、準備の都合がありますので、必ず事前にお申込み下さい。

   保育に関する問い合わせは、0298-58-9399または0298-57-6163(新井孝昭)まで。

 

7 申込方法


(1)下記の郵便振替ロ座に送金して下さい。

    ただし、振替用紙の通信欄に、

    @氏名: A住所: BTEL/FAX.C所属.

    D参加日程(「両日」「27日のみ」「28日のみ」のいずれかを記入)

    E保育希望の場合は、子どもの名前・年齢

    F振込金額の内訳(参加費・交流会費・昼食代・保育料・TC研年会費)

   を明記して、7月20日(土)までに、郵便局で下記の口座に振り込んで下さい。

     ロ座番号 O0150−4−40452

     加入者名:トータルコミュニケーション研究会

   参加当日、受付で郵便振替の領収書を提示して下さい。

   なお、定員に余裕があるときは、当日も参加受付をします。

   また、メール、ファクスで先に申し込み、後で、送金または当日支払いでも受け付けます。

   (申し込みは、できるだけ郵便振替でお願いします。)

 (2)メールでの申し込み先  arai@a.tsukuba-tech.ac.jp  新井孝昭

 (3)FAXでの申し込み先  03−3884−9582     前田芳弘

  (4)TC研会員への加入のお誘い

   年4回の会報、大会・小研究会の割引き参加などの特典があります。

   加入方法は、大会参加費(会員分)と一緒に「会費4000円」を払込んで下さい。

8 問合せ先   TEL   090−6035−4686  矢沢国光

            FAX 03−3884−9582     前田芳弘

          Eメール  tcymaeda@hotmail.com      前田芳弘

9 プログラム

7月27日(土) 臨床講堂(交流会会場のある入院棟の1階)

  9:30

受 付

10:00

挨 拶  伊藤政雄(TC研会長) 

10:20

記念講演「ろう文化をふまえたろう教育」 前田 浩(大阪市立ろう学校)
     
 手話によるろう教育が当たり前になりつつある今日、ろう教育は今後何を目指して 
  進んでいけばよいのか?   

12:00

昼 食 

13:00

 

 

 

 

 

 

 

17:00

「手話によるろう教育・私の実践・私の提言」 

 ろう者、聴者、親、それぞれの立場での実践に学びます

@ 「なぜ手話なのか。―今2才、手話を使って1年の経過と現在―」

       山中美園(広島ろう学校、親)

A 「手話による日本語指導と教科指導の方法」

       前田芳弘(品川ろう学校)

B 「娘よありがとう〜親として学んだこと」

       畠山和子(北海道、親)

 *追加プログラムを検討しています。

17:30

交流会(入院棟17Fレストラン)  

7月28日(日) 上條講堂            

  9:00

 

10:20

「手話の魅力・手話を楽しむ」 

   手話によるろう教育をより豊かにイメージするためのセッションです

@「ひよこっち」によるパフォーマンス   「ひよこっち」

A手話による模擬授業            伊藤政雄(TC研会長)と「ひよこっち」

10:30

記念講演「美しい手話・ろう者にとっての手話・ろう文化」 

                     那須英彰(親、附属ろう)

(手話による教育、ろう者の芸術、ろう者の生き方について話して頂きます)   

12:00

昼   食

TC研総会  (非会員の方も同席してかまいません。)

13:30

 

パネルディスカッション「ろう文化とろう教育」

 「ろう教育に手話を」という運動が大きな成果をあげつつある今日、
 次を考えることが求められているのではないでしょうか。ろう文化を
 キーワードに、これからのろう教育の展望を議論していただきます
 
    パネリスト      
      前田 浩(大阪市立ろう学校) 那須英彰(親、附属ろう)
      畠山和子(北海道、親)

  司会  伊藤政雄(TC研会長)

16:30

挨拶・終了 (16:45)     

 

10 会場案内

 @ 会場 昭和大学 東京都品川区旗の台1−5−8  電話03-3784-8268

   7月27日(土) 全体会 昭和大学 臨床講堂

   7月28日(日) 全体会 昭和大学 上條講堂

   7月27日(土) 交流会 昭和大学入院諌17階「レストラン昭和」

 A 交通     

   山手線五反田駅乗り換え、東急池上線「旗の台」駅東ロ下車、徒歩5分

   JR京浜東北線「大井町」駅乗り換え、東急大井町線「旗の台」駅東ロ下車、徒歩5分   

   (「旗の台」駅は大井町線と池上線が交叉しています。

     大井町線で下車した場合も、池上線の東ロから出て下さい)

 B 地図