トータルコミュニケーション研究会
お知らせ

 TC研 2000年1月研修会 参加者募集案内

■テーマ 日本型二言語教育を求めて(その2)

      「日本語の読み書きの力」

■期日 1999年1月15日(土)〜16日(日)(一泊二日)

■場所 国立オリンピック記念青少年総合センター

[1]テーマ解説

  前回(1999年1月)の研修会は「日本型二言語教育を求めて」をテーマにして、ろう教育史(上野)、第一言語獲得の意義(小田)、話し言葉から書き言葉への発達論(鳥越=誌上参加)、欧米の聴覚障害教育事情の紹介(加藤、都築)、成人聴覚障害者の手話・日本語二言語論(唯野、木村、稲田、小薗江)、日本のろう学校言語指導論(広中)、といった多面的なアプローチをした。そして「二言語の獲得の必要性」「日本型」についての原則を確認しました。(参照:トータルコミュニケーション研究会発行『日本型二言語教育を求めて』1999.6)
 今回は、これをさらに一歩進めて、日本語の読み書き能力(リテラシ)の獲得に焦点を当て、その具体的指導法の開発に迫りたいと思います。
 リテラシを問題にするのは、かならずしも「手話から直接書記言語へ」というバイリンガル主義教育的な発想からではありません。前回「日本型」とわざわざ形容したのは、むしろ日本語の口頭コミュニケーションを経ることがリテラシの獲得に有利ではないか、という意味も含まれています。第一言語(手話)が自然法で習得できるならば、第二言語(日本語)も人為的な「教育・訓練」によってではなく、コミュニケーションの中で自然法に近い形で習得できないだろうか、という願望を私たちは持っています。
 従って、手話コミュニケーションを基盤としての(または手話コミュニケーションと口話コミュニケーションが並行した場合両方の言語を基盤とした)リテラシの問題を、バイリンガル教育主義に限定せずに、議論します。
 その場合、まず成人ろう者で日本語の読み書きに達者な方々に、自己史を振り返ってもらってどのようにして読み書きの力を獲得したのか、話してもらいます。 そこから、リテラシ獲得前のコミュニケーションの仕方の中にリテラシに結びつく何かがあったのか、リテラシ獲得にとって親や教員からのどのような指導が役に立ったのか、どのような自己努力が役に立ったのか等が聞き出せれば、聴覚障害児のリテラシ獲得にとって有力なヒントになるのではないかと考えます。
 特に手話コミュニケーションが先行する場合について、手話と日本語の形式の相違にも関わらずコミュニケーション能力がリテラシの発達に寄与する面と、形式の相違がリテラシの発達を困難にし、従って何らかの訓練を必要とする面とを区別し、いかなる訓練または配慮が必要なのかを議論します。
 日本語の読み書き指導は、口話法教育の中でも、発音指導と並んで力を入れてきた分野です。また、最近の手話を使用するろう学校教育の中でも、読み書き指導の実践が試みられています。こうした、ろう学校における読み書き指導の実践をできるだけ具体的に事実に即して報告してもらい、生徒の体験・認知・コミュニケーション生活等を基盤にして読み書き指導がどのように成り立っているのか、検討し、それによって、「読み書き指導とは何か」を解明する手がかりをつかみたいと思います。
 「読み書き能力の獲得」とは何か?「日本語の文章を読んで理解する」とはどういうことか。理解を可能にするのは日本語の語彙、統語構造についての理解か。それとも、日本語によって喚起される記憶、さらには記憶の元になる体験の共有か。
 こうした問題は、より根本的に「コミュニケーションの成立と言葉の獲得」といった問題にまでさかのぼって考える必要があると思われます。こうした理論的問題にもこの際いくらかでも、接近してみたいと思います。

[2]実施要項

(1)名称 TC研2000年1月研修会

(2)主催 トータルコミュニケーション研究会

(3)日時 1999年1月15日(土)〜16日(日)(一泊二日)

  集合 1月15日(土)2:30pmセンター棟402号室
            (要員は2:00pm同じ場所に集合)
 
(4)場所 国立オリンピック記念青少年総合センター

      〒151-0052東京都渋谷区代々木神園町3番1号
      TEL 03−3467−7201,FAX 03−3467−7797
    会議室センター棟402号室(定員120名)
*交通・宿泊案内などについては、1/12頃参加者に「参加者への連絡」を送ります。

(5)参加者募集対象・定員 

   TC研の役員・事務局員・一般会員。(非会員の人は会員になる手続きをして下さい)
   定員60名(宿泊40名)

(6)参加費 全日程6,000円(交流会参加費も含む) その他に

      宿泊料 一人一泊2300円
      食費 朝食490円、昼食640円、夕食、690円計1,820円

(全日程参加の場合、宿泊・食費も含めて6,000+2,300+1,820=10,120円)

*日帰り参加の場合など詳細は、「参加申込書」を参照して下さい。

 (7)参加申込み 所定の「参加申込用紙」に記入し、2000年1月5日までに、FAXまたは郵便で、下記へ申し込んで下さい。
 電子メールでの申込みは、別項の「参加申込み書式」に入力して yazawa@msg.biglobe.ne.jp まで、送信して下さい。

〒334-0052 川口市安行出羽 4−5−14 矢沢国光
048−294−6046(矢沢自宅、FAX/声兼用)
 
 参加申込者には「参加者への連絡(交通・宿泊案内を含む)」を1月12日頃までに郵送します。

 (8)参加費・宿泊費・食費など 当日受付で支払う。(釣り銭の要らないように各自準備して下さい。)

 (9)問合わせ先
1月研修会関係 矢沢国光 048−294−6046声/FAX  yazawa
@msg.biglobe.ne.jp
   トータルコミュニケーション研究会関係 新井孝昭 0298−57−6163声/FAX

[3]プログラム

 テーマ 日本型二言語教育を求めて(その2)

  「日本語の読み書きの力」

1/15(土)  2:10受付開始

2:50 開会行事 開会挨拶(伊藤政雄会長) オリエンテーション
3:00 〜6:00 体験的リテラシ獲得論
川俣英一(栃木県聴覚障害者協会) 、宮下昭宣(足立ろう学校卒)、信田光宣(附属ろう学校卒)、他
6:00 〜7:30 入浴・夕食

7:30 〜 8:30 講演・伊藤政雄(TC研会長)「ろう者の間違えやすい日本語表現」
9:00 〜10:30  交流会

1/16(日)

9:00〜 9:30 理論@矢沢国光 (足立ろう学校幼稚部)「コミュニケーションを通しての言葉の獲得とは」
9:40〜11:00 理論A上農正剛(九州保険福祉大学言語聴覚療法学科) 「私のリテラシ獲得論」
11:20〜 12:30 ろう学校での実践@小美野みつる(筑波大学附属聾学校小学部)「小学部での読み書き指導」
13:30 〜14:50 ろう学校での実践Aろう学校での実践(続き) 長南浩人 (平塚聾学校高等部)「高等部での手話と日本語」
15:00 〜15:30 閉会行事 「二日間のまとめ」(TC研企画部長・長谷川洋)
     閉会挨拶(唯野玲子副会長)

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[4]参加申込み書式

2000年1月5日までに、yazawa@msg.biglobe.ne.jpまで 送信して下さい。

[  ]内に入力し、( ) 内には、該当する個所に○を記入して下さい。

TC研 2000年1月研修会 参加申込書

私は下記のようにTC研2000年1月研修会に参加申込みします。

1. 氏 名 [  ]

20000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000.健聴者( )、 ろう者( )、中失・難聴者( )

3. 所属(ろう学校、聴覚障害者団体、手話サークルなど) [  ]

4.住 所 〒[ ] [ ]

5. FAX [ ]

6. 電話(声)[ ]

7.参加費など     項 目 金額 ○ 備考

  参加費  二日間(宿泊参加)  *6,000 ( ) 交流会費を含む
   1/15(日帰り)  2,000 ( )
   1/16(日帰り)  3,000 ( )

交流会参加費 1,000 ( ) (日帰りの人)

宿泊費 *2,300 ( )

食費 1/15 夕食   *690 ( )
    1/16 朝食 *490 ( )
 1/16 昼食 *640 ( ) 3
食計 1,820円
 合計 [     ]  * の合
計10,120円

8.通信欄

トータルコミュニケーション研究会

問合せ先
前田芳弘 FAX 03−3884−9582
矢沢国光 FAX 048−294−6046
閏間知恵子 FAX 0467−52−1442

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