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2009.6.26(Fri)

 新刊・岩波ジュニア新書『手話の世界を訪ねよう』

岩波ジュニア新書『手話の世界を訪ねよう』
亀井伸孝著
2009年6月19日刊行
岩波書店
定価 819円(税込)
注文はこちら
http://www.amazon.co.jp/dp/4005006302/deafbook-22/

手話は世界共通? 手話はジェスチャー?
実は、手話は文法をもち、国によって異なる複数の言語です。
聴者も、ろう者も、身体の違いでそれぞれ適した言語を持っています。
手話を言語のひとつととらえて、ろう者たちの豊かな文化世界のフィールドワー
クへ出かけましょう。
文化人類学者が異文化への旅に案内します。

■目次
1 手話ですべてが進んでいく世界
音を使わないおしゃべりの場/目で見る満場の「拍手」/
手話と手話の間の通訳も/居酒屋でも手話 …
2 手話という目で見る言語
手話はジェスチャーではない/日本語とは異なる手話の文法/CLと指文字/
脳科学が示した証拠 …
3 ろう者のさまざまな文化
ろう文化の定義/ことば遊びと手話名/手話会話のマナーと慣習/
ろう者の演劇、映画、話芸 …
4 少数言語としての歴史
手話を言語と見抜いていたデカルト/口話法優位を決議したミラノ会議/
手話の復権の時代へ …
5 世界の手話とろう者たち
世界119種類の手話言語/アフリカのろう文化探訪/
「ろう者の国」を夢見た人たち …
6 音声言語と手話の共存をめざして
さらに残る「不便さ」の課題/手話を公用語にした国ぐに/
ろう者と会う時の四つのマナー …
おわりに――「ご近所の異文化」を訪ねてみよう

◇コラム・異文化理解のためのキーワード◇
「フィールドワーク」
「参与観察」
「文化相対主義」
「エティックとエミック」
「多様性と普遍性」
「ラポール」

■著者紹介 亀井伸孝(かめい・のぶたか)
1971年生まれ。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究員。
日本手話研究所外国手話研究部研究員。理学博士。手話通訳士。京都大学大学院
理学研究科博士後期課程修了。専門は、文化人類学、アフリカ地域研究。

著書に、『アフリカのろう者と手話の歴史: A・J・フォスターの「王国」を
訪ねて』(明石書店、2006年、2007年度国際開発学会奨励賞受賞)、
『手話でいこう: ろう者の言い分 聴者のホンネ』(秋山なみと共著、ミネル
ヴァ書房、2004年)、『アクション別フィールドワーク入門』(武田丈と共編、
世界思想社、2008年)、『森の小さな〈ハンター〉たち』(京都大学学術出
版会、近刊)、山田肖子編著『アフリカのいまを知ろう』「ろう者と手話」
(岩波ジュニア新書、2008年)など。

■関連サイト
著者による『手話の世界を訪ねよう』紹介ページ
http://kamei.aacore.jp/iwanami2009-j.html

岩波書店による『手話の世界を訪ねよう』紹介ページ
http://www.iwanami.co.jp/hensyu/jr/toku/0906/500630.html


 
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更新:2009/07/10
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