映画
『デツドサイレンス』

人質交渉のプロ!
FBI捜査官による
人質解放交渉の真実!
多発する誘拐事件、解決しても多数の被害者の血が流れる現代。犯人との交渉にあたるエキスパートが注目を浴びている。僅かな時間の遅れ、些細な交渉のミスが人質の命をも奪いかねない状況の中で、巧みな弁舌を武器に犯人を説得し、気が付けば自分の意のままに犯人を操ってしまう人質交渉のプ口たち。映画「デツドサイレンス」は類いまれな交渉術とねばり強さを持ち、時には強引な手段を使ってでも必ず事件を解決しようとするFBI特別捜査官の真実の姿を描くクライシス・アクション最新作である。二重三重に仕掛けられた犯人の罠、味方であるはずの警察、マスコミも敵に回し、たった一人犯人に立ち向かう捜査官。残された時間は僅か、そして誰一人犠牲にしてはいけない極限の中で彼は決断の時を迎える。
脱獄した3人の凶悪犯がスクールバスを乗っ取る。人質は聾唖学校の教師メラニー(マーリー・マトリン)と7人の生徒。ニュー∃ーク州警察は、要塞のような廃屋まで追いつめるのだが犯人たちに人質共々逃げ込まれてしまう。直ちに廃屋を包囲し捜査本部を設置する警察。そして対人質誘拐犯のエキスパート、FBI捜査官ジョン・ポター(ジェームズ・が一ナー)は自らのチームを率いて陣頭指揮に立った。
着実に犯人確保、人質救出の戦略をおしすすめるポター。しかし、政府からの性急な事件解決の要求により妨害され、貴重な時間を割かれてしまう。刻一刻と過ぎていく時の中、犯人は要求をのまなければ1時間毎に人質を殺すと脅し始めるのであった。ハ方塞がりのポターは危険な賭けを余儀なくされる。そして成功するかに見えたポターの賭けは、犯人が用意した巧妙な罠によって打ち砕かれるのであった。
アカデミー賞スタッフ・キャストによる本年度最高のクライシス・アクション!
全米大ベストセラー小説、待望の映画化!
監督は「ビバリ−ヒルズ・コップ」でアカデミー脚本賞にノミネートされ、その後初監督作「トイ・ソルジャー」で賞賛を浴びたダニエル・ペトリ・Jr.、脚本は「ミッシング」でアカデミー脚色賞に輝き、「レッドオクトーバーを追え!」「パトリオット・ゲーム」「今そこにある危機」とトム・クラッシーのジャック・ライアンシリーズを手掛けているドナルド・スチュワート。主演には「大脱走」「噂の二人」等40本以上の作品に出演し「口ックフオード氏の事件メモ」でエミー賞を獲得、最近ではメル・ギプソン共演の「マーヴェリック」が記憶に新しい名優ジェームズ・が―ナー、ヒロインにはデビュー作「愛は静けさの中に」でいきなりアカデミー賞。ゴールデングロープ賞主演女優賞を受賞し、聾唖者としてのハンディを乗り越えハリウッド女優としての地位を確実に歩んできたマーリー・マトリンと各映画賞を受賞している豪華スタッフ・キャスト陣が集結。
原作者ジェフリー・ディーバ−は前作「眠れぬイプのために」がスティープン・キングに絶賛され注目を浴び、本作品の原作「静寂の叫び」(早川書房刊)は彼の最高傑作の呼び声高く、全米大ベストセラーとなった。

監督 ダニエル・ペトリ・Jr.「トイ・ソルジャー」
脚本 ドナルド・スチュワート「今そこにある危機」「ミツシング」
1996年/カナダ映画/カラー/スタンダードサイズ
ドルビーSR/99分
配給 東北新社
■STAFF■
監督………………ダニエル・ペトリ・Jr.
原作………………ジェフリー・ディーパー
「静寂め叫び」(早川書房刊)
脚本………………ドナルド・スチュワート
製作………………ジョン・ケメニー
撮影監督…………トーマス・パースティン
音楽………………ジョナサン・ゴールドスミス
衣装………………ウイリアム・ビートン
編集………………ロナルド・サンダース
キャステイング…メアリー・ジョー・スレイター
■CAST■
ジョン・ポターFBI捜査官……ジェームズ・ガーナー
メラニー・キャロル………………マーリー・マトリン(ろう者)
シャロン・フォスター……………ロリータ・ダヴィドヴイツチ
テッド・パンデイ…………………キム・コーツ
ローランド・マークス法務次官…チャールズ・マーティン・スミス
レニー・バッド……………………ケネス・ウェルシュ
ソニー・ボナー……………………ジェームズ・ヴィルマイア
シェップ・ウィルコックス………ゲイリー・バサラパ
ジーン・スティルウェル…………バークレイ・ホープ
スーザン……………………………ヴァネッサ・ヴァーハン(ろう者)
(あわやレイプされそうになる女生徒の役)
ドナ・ホークストロン……………ミミ・クジク
ヘンリー・レボー…………………ブル・マンクーマ
●STORY●
人質交渉のプロフェッショナル!!
刑務所から脱獄した3人の凶悪犯、テッド・ハンデイ(キム・コーツ)、シェップ・ウィルコックス(ゲーリー・パサラバ)、ソニー・ボナー(ジェームズ・ヴィルマイア)はスクールバスを乗っ取る。人質に取ったのは聾唖学校の教師メラコー・キャロル(マーリー・マトリン)と運転手のドナ・ハークストロン(ミミ・クジク)、そして7人の生徒たちスーザン、ビバリー、エミリー、ジョセリン、ケヴィン、サム、アニーであった。ニュー∃−ク州警察は要塞のような廃屋まで追いつめるのだが犯人たちに人質共々逃げ込まれてしまう。
ただちに廃屋を包囲し捜査本部を設置する警察。そして対人質誘拐犯のエキスパート、FBI捜査官ジョン・ポター(ジェームズ・ガ―ナー)が自らのチームを率いて陣頭指揮に立つこととなった。着実に犯人確保、人質救出の戦略をおしすすめるポターであったが、過去に爆弾テロ事件で犠牲者を出しながらも強引に制牛を解決した経歴を持つポターの捜査方法は地元の警察、マスコミ州政府の反感を買っていた。そのため充分な協力が得られず、逆に手柄を立てたいニューヨーク州法務次官ローランド・マークス(チャールズ・マーティン・スミス)に犯人との交渉の妨害をされ、貴重な時間を割かれてしまう。刻一刻と過ぎていく時の中、テッドは人質を解放すると見せかけ運転手のドナを撃ち殺し、要求をのまなければ1時間ごとに人質を殺すと脅し始めるのであった。遂に犠牲者を出してしまったポターは次の打つ手を失ってしまう。
そのころ、メラ二一は犯人たちめ目を盗んで廃屋を探索し、ナイアガラ川への抜け道を見つけていた。手話を使って廃屋からポターに状況を知らせるメラニー。彼女は抜け道をつたって生徒と一緒に逃げ出したいと伝える。八方塞がりとなっていたポターはこの危険な賭けにかけるしかなかった。
ポターの巧妙な交渉術で犯人たちの気を引いている間に、まんまと逃げ出したメラ二一と生徒たちであったが、間一髪のところでメラニーとスーザンが犯人に引き戻されてしまった。
双方、疲弊しきった中、ポターの元に以前、立て篭ったテッド・ハンディを投降させたことのあるピッツバーグの警官シャロン・フォスター(ロリータ・ダヴィドヴィッテ)が協力に現れた。
彼女がテッドと交渉を始めると既に気力も体力も失ってしまったのかテッドは自分たちの罪が全て抹消されることを条件に投降するのであった。メラニーとスーザンはようやく自由の身となり、ポターも突然の急展開に驚いてはいたが、とにかく事件が解決して一安心の様子であった。
しかし、これは予定通りのテッドが用意した巧妙な罠であったのだ。犯人たちを刑務所へ戻すため護送車に乗っていたフォスターが突然、運転手と警官を撃ち殺し、犯人たちを解放したのだ。
実は彼女はハンディの恋人で本物のフォスター刑事を殺して彼女になりすましていた。そして彼らは7ケ月前に銀行強盗で得た現金が隠じてある、立て篭っていた廃屋へと舞い戻っていったのだった。ポターがこの罠に気付いたのは空港で本物のフォスター刑事の死体を見つけたときであった。
廃屋へと急ぐポター捜査官。そして裏でこの陰謀を操っていた人物を知り驚くのであった。
●CAST●
FBI捜査官ジョン・ポター:ジェームズ・ガ―ナー
アメリカTV界で最も成功した俳優の一人に数えられているジェームズ・ガ―ナーは40本以上の作品に出演し「ロックフォード氏の事件メモ」でエミー賞を獲得している。彼の俳優生活はTVシリーズ『CHEYENNE』に始まり、「サヨナラ」(57)でマーロン・ブランドと共演、TVシリーズ「マーヴェリック」で確固たる地位を得た後は、「大脱走」(63)「噂の二人」(61)「卑怯者の勲章」(64)等に出演、「マーフィーのロマンス」(85)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされている。最近ではメル・ギブソン主演の慮り場版「マーヴェリック」(94)での演技が記憶に新しい。
メラニー・キャロル:マーリー・マトリン
デビュー作「愛は静けさの中に」(86)でいきなりアカデミー賞、ゴールデングローブ賞主演女優賞を受賞し、世界中の批評家から絶賛を浴びたマーリー・マトリンはその後もアレツクス・コックス監督の「ウォーカー」(87)ジャン・レノ共演の「グラン・マスクの男」(91)デヴィツド・ボウイ共演の「ニューヨーク恋泥棒」(92)「あなたが聞こえない」(93)「ラスト・パーティ」(96)等に出演。聾唖者というハンディを乗り越え、ハリウツド女優としての地位を着実に歩んでいる。
シャロン・フォスター:ロリータ・ダヴィドヴィッチ
女優として長いキャリアを持つ彼女は最近ではデミ・ムーア共演の「Dearフレンズ」(95)トミー・リー・ジョーンズ共演「タイ・カップ」(95)リチャード・ギア、シャロン・ストーン共演の「わかれ路」(94)とバイプレーヤー役として円熟した演技を披露している。本作品でも重要な役柄をきらりと光る演技で好演している。
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