立川警察署、東京地検八王子支部への要望書
(『龍の子学園』を支援する会)
『龍の子学園』を支援する会として、公正な捜査を求める要望書を取りまとめ立川警察署長ならびに東京地検八王子支部長に提出することにいたしました。立川警察署には、本日(16日)午前、支援する会木村会長と岡本が警察署を訪れ直接署長に要望書を提出いたします。また、東京地検八王子支部には、田門弁護士を通じ支部長まで提出いたします。
以下に要望書の全文をお知らせします。
************ ここから、要望書全文***********
殿
平成11年9月16日
聞こえない子供のためのフリースクール
『龍の子学園』を支援する会
会長 木村 栄一
要 望 書
日頃より市民のためにご尽力いただきまして誠にありがとうございます。
さて、9月3日午前0時25分頃、貴署管内、柏町3丁目の市道で発生いたしました[ひき逃げ交通死亡事故]につきましてお願いしたきことがあり一筆したためた次第です。
当事件被害者の泉宜秀氏は、私達が支援しております耳の聞こえない子供のためのフリースクール『龍の子学園』の指導者でありました。若干25歳ながら、彼の言語学に基づいた手話技術、行動力、向学心、そして何よりも子供達に対する無償の愛情は格別なものがあり、彼の人間性を慕って彼の周りにはいつも大勢の子供の姿がありました。親である私達も、泉氏のそんな姿に信頼を持ち、子供達の将来に向けて希望を繋げていた矢先、このようなことになり誠に残念でなりません。
彼の葬儀に子供達も参列しました。無惨に変わり果てた彼の姿を見た時、子供達の心の中に悲しみと同時に素朴な疑問が湧いてきました。それは「どうして泉さんがこのような目にあったのか」と。耳が聞こえる、聞こえないに関わらず、何らかの原因がなければこのような事故にはならないはず。それは何かと言う疑問なのです。と言いますのは、泉氏そして『龍の子学園』の子供達のように生まれつき耳が聞こえない人達は、【優れた、そして発達した視覚】を持っています。この事については、私達も耳の聞こえない子供を持ち、育ててみて初めて理解した事なのですが、彼らは自分に残されたあらゆる感覚、特に【視覚】を使って本能的に身の安全を守っているのです。当然、ライトのような光にも敏感です。いつもこの状況下にいる子供達、また間近で見て知っている親たちは、未だに今回の事故については不可解な気持ちを隠し切
れません。事故当時、ライトは点灯していたのか、スピードは適切だったのか、前方を注意して見ていたのか、など疑問は多々あります。被疑者が基本的な運転操作を行っていれば、このような事故は起こりえません。泉氏にとって余程理不尽な状況にあったと思います。
死者の障害に罪をかぶせることなく、適切な捜査を進めていただけますよう切に要望する次第です。そして私達は、捜査の行方を子供達、仲間とともに見守り、納得のいくまで追求していく所存です。
どうぞ宜しくお願いいたします。
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更新日時 : 2006/08/24 14:24:19 +0900
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